米軍、イランのタンカー5隻破壊=艦艇標的への報復



【ワシントン、カイロ時事】米中央軍は8日、オマーン湾などでイランの石油タンカー5隻を破壊したと発表した。イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」が過去2日間で2度、米軍艦艇を標的に弾道ミサイル攻撃を企てたことへの報復としている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどによれば、イランは7日、米海軍の艦艇にミサイル攻撃を仕掛けたが、命中しなかった。米軍は5日も、空母や駆逐艦に対するミサイル攻撃への報復として、イランのタンカー3隻を攻撃した。

同紙は米当局者の話として、「イランがより高度な兵器を使用し、中国やロシアの支援を受けている可能性があるとの懸念が高まっている」と伝えた。トランプ政権がイラン港湾の海上封鎖を継続する中、イラン側は対抗する姿勢を強めている。

破壊されたタンカーのうち1隻は、イランの主要原油積み出し拠点カーグ島付近で攻撃を受けた。乗組員は既に脱出したもようだ。

イラン国営メディアによると、革命防衛隊はヨルダンの米軍基地を標的に報復攻撃を実施。また、米軍拠点があるクウェートとバーレーンの港の船舶も標的にすると宣言し、乗組員に下船するよう警告した。

【時事通信社】 〔写真説明〕9日、ヨルダン渓谷のイスラエル側から確認されたミサイルの迎撃(EPA時事) 〔写真説明〕イランの主要原油積み出し拠点カーグ島(欧州宇宙機関提供、AFP時事)

2026年09月09日 12時27分


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