
【ニューヨーク時事】トランプ米大統領とデンマークのフレデリクセン首相、グリーンランド自治政府のニールセン首相は22日、ニューヨーク市内でデンマーク自治領グリーンランドの防衛に関する新協定に署名した。基地2カ所の新設をはじめ、広範な軍事活動の権利を米側に認め、中ロによる経済進出にも制約を課す。
トランプ氏は署名に先立ち国連総会で行った一般討論演説で「二つの大規模な軍事基地を建設する」と表明した。フレデリクセン氏は「われわれは共通の安全保障を強化しようとしている」と意義を強調。ニールセン氏も「米国の安全はわれわれの安全だ」と語った。
トランプ氏はグリーンランド領有を目指すと公言してきたが、新協定は「デンマーク王国の領土の一体性」とグリーンランド住民の「自決権」を認めると明記し、デンマークの主権を再確認した。北大西洋条約機構(NATO)の関与も強化する。
【時事通信社】
〔写真説明〕22日、ニューヨークで、グリーンランド防衛に関する新協定の署名式に臨む(左から)トランプ米大統領、デンマークのフレデリクセン首相、グリーンランド自治政府のニールセン首相(AFP時事)
2026年09月23日 07時20分