
【カイロ時事】パレスチナのイスラム組織ハマスは6日、2007年から実効支配しているパレスチナ自治区ガザの行政当局の解散を発表した。昨年10月にイスラエルとハマスが合意したトランプ米大統領主導のガザ和平計画に基づき、暫定統治機構に権限を移譲する。ただ、計画の中核であるハマスの武装解除には言及しておらず、暫定統治が開始されるかは不透明だ。
ハマスの報道担当者はAFP通信に、ガザを占領し攻撃を続ける口実をイスラエルに与えないため、「ガザ統治から手を引くという新たな一歩を踏み出した」と語った。ハマス側は従来の行政機関の職員は、暫定機構の下で勤務する用意があると説明した。
これに対し、暫定統治を監督するトランプ氏を頂点とする国際機関「平和評議会」はX(旧ツイッター)に「約束ではなく行動によって評価する」と投稿。ハマスの動向を注視する構えだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕難民キャンプの近くで、破壊された建物のそばを歩く人たち=1日、パレスチナ自治区ガザ(AFP時事)
2026年07月07日 05時24分