ロシア、逮捕状に一斉反発=子供連れ去り「続ける」



ロシア高官らは17日、プーチン大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)に一斉に反発した。共に逮捕状を出されたリボワベロワ大統領全権代表(子供の権利担当)は、ICCが問題視したウクライナの占領地からの子供連れ去りは「保護」と主張。「われわれは仕事を続ける」と宣言した。

「どこで使えばいいのか」。メドベージェフ前大統領はツイッターに英語で投稿。トイレットペーパーの絵文字を添えて逮捕状と同一視し、ICCをこき下ろした。

タス通信などによると、ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、逮捕状は「言語道断で容認できない」と一蹴。ロシアがICCに非加盟である以上、決定は無効だとの立場を示した。

〔写真説明〕ロシアのプーチン大統領(左)とリボワベロワ大統領全権代表(子供の権利担当)=2022年3月、モスクワ(AFP時事)

2023年03月18日 07時56分


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