日英米分蔵のふすま絵が集結=東京都美術館の大英博物館展



葛飾北斎や喜多川歌麿の浮世絵版画など、大英博物館所蔵の日本美術の名品約200点を公開する特別展「大英博物館日本美術コレクション

百花繚乱(りょうらん)~海を越えた江戸絵画」の報道発表会が28日、東京都内で行われた。同展の見どころの一つは、日英米3カ国で分蔵され、約150年ぶりに集結する「ふすま絵」。2026年7月25日から10月18日まで東京・上野の東京都美術館で開催される。

今回一堂に集うのは、青森県中泊町の旧家「宮越家」の「春景花鳥図襖」「名所風俗図(清見寺・三保松原)襖」と、大英博物館の「秋冬花鳥図襖」、米シアトル美術館の「琴棋書画仙人図襖」。桃山時代末から江戸時代初めに狩野派の絵師によって描かれたと伝えられ、もともとは奈良県桜井市の談山神社の同じ建物にあったとされる。

〔写真説明〕《春景花鳥図襖》桃山時代末~江戸時代初め

個人蔵 〔写真説明〕《名所風俗図(清見寺・三保松原)襖》桃山時代末~江戸時代初め

個人蔵 〔写真説明〕《秋冬花鳥図襖》桃山時代末~江戸時代初め

大英博物館蔵

(C)The

Trustees

of

the

British

Museum 〔写真説明〕《琴棋書画仙人図襖》桃山時代末~江戸時代初め

シアトル美術館蔵(Eugene

Fuller

Collection)Photo:Susan

A.Cole

2025年11月28日 19時43分


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