
東京電力は25日、福島第1原発2号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の3回目の試験的取り出しで使用するロボットアームを、福島県楢葉町で報道陣に公開した。現在動作確認や習熟訓練を進めており、3月には同原発内での設置作業を始める。順調に進めば、今秋にも取り出し作業に着手する見通し。
ロボットアームは全長約22メートル。国際廃炉研究開発機構(IRID)が2017年に開発を始めたが、新型コロナウイルスの感染拡大や技術的な問題で投入が遅れていた。1、2回目の試験的取り出しで計約0.9グラムを採取した釣りざお状の別の回収装置よりも、広範囲のデブリを取ることができるという。
〔写真説明〕東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しに使用するロボットアーム=25日午後、福島県楢葉町(代表撮影)
2026年02月25日 19時14分