「大変残念だ」。北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の運転差し止め請求を退けた4日の富山地裁判決に、原告団長の和田広治さん(73)は悔しさをにじませた。
午後3時すぎ、地裁前で原告側代理人弁護士らが「不当判決」などと書かれた紙を掲げると、支援者からため息が漏れた。
判決後の記者会見で、和田さんは「株主の社会的責任だと思って、裁判を続けてきた」とした上で、「あまりにもあっけない判決言い渡しだった。いったい今まで何をしてきたのかという気持ちだ」と声を震わせた。
弁護団の岩淵正明弁護士は「非常にずさんな判決だ」と批判。「原発の安全神話が復活した印象を受けた」と話した。
2026年03月04日 18時35分
society