遺族「子亡くす想像したか」=知床観光船沈没公判―釧路地裁



北海道・知床半島沖で発生した観光船沈没事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社「知床遊覧船」社長、桂田精一被告(62)の公判が4日、釧路地裁(水越壮夫裁判長)であった。被告人質問の3日目が行われ、被害者参加制度を利用した遺族らが直接質問した。

元妻=当時(42)=と息子=同(7)=が行方不明となっている道内の男性(53)が「自分より先に子どもが亡くなる事実を想像したことがあるか」と尋ねると、桂田被告は「失ったものは戻らない。喪失感でいっぱいになると思う」と回答。別の遺族が「(出航の)判断が違えば私たちの家族は生きていたと思わないか」と問うと、「そうだったかもしれない。申し訳ございません」と小さな声で謝罪した。

公判は次回4月16日に論告求刑や最終弁論などを行って結審し、6月に判決の予定。

2026年03月04日 19時24分

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