辺野古転覆、校長らが謝罪=「認識、判断に甘さ」―第三者委設置へ・同志社



沖縄県名護市の辺野古沖で研修旅行の高校生を乗せた船2隻が転覆し男女2人が死亡した事故で、女子高生が亡くなった同志社国際高(京都府京田辺市)が17日、同校で記者会見を開いた。冒頭、西田喜久夫校長が「驚きと悲しみに耐え難い気持ち。多くの方にご心配、ご心労をかけおわび申し上げる」と謝罪した。

会見によると、現場では教諭2人が引率していたが、出航判断は船長に委ねていた。転覆した2隻が海上運送法に基づく事業登録などを行っていなかったことは把握していなかったといい、西田校長は「認識や判断の甘さがあったと思う」と述べた。

学校法人同志社は第三者委員会を設置し、経緯などを調査する。同法人の滝英次常務理事は会見で「生徒の命を守るべき教育機関として痛恨の極みであり、重い責任を感じている」と話した。

同校によると、2015年ごろから平和教育の一環として、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設が予定されていた辺野古周辺を陸上から視察していた。その後、事故で亡くなった船長(71)が牧師で、同校がキリスト教主義の学校だったことなどから、船で海上から見学することになり、23年から実施。転覆した船は移設工事への抗議活動にも使われていたが、学校側は抗議活動は「一切行っていない」としている。

保護者説明会は24日に行う。

〔写真説明〕記者会見の冒頭で謝罪する同志社国際高の西田喜久夫校長(中央)ら=17日午前、京都府京田辺市 〔写真説明〕記者会見を終え、頭を下げる同志社国際高の西田喜久夫校長(右から2人目)ら=17日午後、京都府京田辺市 〔写真説明〕記者会見に臨む同志社国際高の西田喜久夫校長(右)ら=17日午前、京都府京田辺市

2026年03月17日 17時46分


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