岩屋毅外相は18日、ドイツのワーデフール外相と初の戦略対話を東京都内で開いた。重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化など、経済安全保障分野の連携強化を確認。外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の早期開催でも一致した。
両外相はまた、欧州・大西洋とインド太平洋の安保は不可分との認識を共有した。終了後の共同発表で、岩屋氏は「ドイツによるインド太平洋への関与強化を歓迎する」と強調。ワーデフール氏は「欧州においてインド太平洋の重要性の認識は強まっている」と応じた。
戦略対話では、昨年11月に続く日独経済安保協議の第2回会合を、10月にも行うことを決めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕共同記者発表を行う岩屋毅外相(右)とドイツのワーデフール外相=18日午後、東京都港区の外務省飯倉公館
〔写真説明〕ドイツのワーデフール外相(左)の表敬を受ける石破茂首相=18日午後、首相官邸
2025年08月18日 18時09分