
【サンパウロ時事】南米ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は8日、「われわれは従属も隷属もしていない」と述べ、トランプ米政権によるマドゥロ大統領の拘束後も米国には服従しておらず、国家主権を維持していると強調した。AFP通信が報じた。トランプ氏はマドゥロ氏拘束後、ベネズエラを「運営する」と表明。数年にわたり統治に関与し、豊富な石油資源の権益を確保したい意向を示している。
ロドリゲス氏はこの日、米国の攻撃で死亡した兵士や民間人100人を弔う儀式に参列。席上、「誰も降伏しなかった。祖国のために戦った」と主張した。簡単には米国に追随しない姿勢を国民に訴えた形だ。
ただ、暫定政府は8日、マドゥロ政権時代に拘束された「多数のベネズエラ人と外国人」の政治犯の釈放を始めた。トランプ政権は暫定政権主要閣僚に「意向に従わなければ、マドゥロ氏と同じ運命をたどる」と警告していたと報じられており、釈放は米国への譲歩と受け止められている。
【時事通信社】
〔写真説明〕8日、カラカスで開かれた追悼式で発言するベネズエラのロドリゲス暫定大統領(ロイター時事)
2026年01月09日 18時04分