欧州、対ロシアで結束確認=米長官は参加見送り―独ミュンヘン



【ミュンヘン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領と英仏独など欧州10カ国首脳は13日、ドイツで開幕したミュンヘン安全保障会議に合わせて会合を開き、対ロシアでの結束を確認した。一方で、報道によると、ミュンヘン滞在中のルビオ米国務長官は過密日程を理由に会合への参加を見送った。

ウクライナとロシアの和平交渉が米国の仲介で進む中、欧州は存在感を示せずにいる。ルビオ氏が今回の会合に出席すれば、ロシアに米欧の協調を誇示する好機だった。欧州当局者は英紙フィナンシャル・タイムズにルビオ氏の欠席は「正気ではない」と憤った。

ゼレンスキー氏は同日、米メディアとのインタビューで「現時点でプーチン(ロシア大統領)を止められるのは米国だけだ」と述べ、トランプ政権による圧力の強化に期待を示した。ウクライナでの大統領選に関しては、戦時は無理だと指摘し、「トランプ大統領がプーチンに働き掛けて2、3カ月の完全な停戦が実現すれば、選挙をする」と語った。ロイター通信によると、ゼレンスキー氏とルビオ氏は14日に会談する見通し。

13日の安保会議では、マクロン仏大統領が、ウクライナの安全保障は欧州の問題だと強調し、「(和平)交渉が外部の国によって進められることを望まない」と主張。メルツ独首相は「戦争はロシアが疲弊したときにのみ終わる」と、対ロ制裁などを強めるよう訴えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕13日、ドイツ南部ミュンヘンで開かれたウクライナのゼレンスキー大統領(中央列の右から4人目)と欧州首脳らの会合(AFP時事)

2026年02月14日 14時32分


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