トランプ米大統領、イラン新提案に懐疑的か=交渉は継続、数日内に回答



【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は27日、戦闘終結を目指す交渉でイランが示した新たな提案について、トランプ米政権が懐疑的な見方を示していると報じた。イランの交渉姿勢に不信感を抱いているもようだ。

同紙によると、イランがウラン濃縮活動の停止や核兵器保有を断念する確約などに応じていないことを、トランプ氏は問題視している。ただ、新提案を全面的には拒否しておらず、米側は数日内に回答を示す見通しという。

レビット大統領報道官は27日に記者会見し、トランプ氏が同日午前にイランの新提案を安全保障担当高官と協議したと明らかにした。その上で「大統領のレッドライン(譲れない一線)は既に明確にされている」と強調したが、米政権の判断には触れていなかった。

米メディアによれば、イランは原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖と、米国によるイラン港湾の海上封鎖の終了を先に実現し、その後に核協議を進める内容を盛り込んだ新提案を行った。仲介国パキスタンを通じ、米側に提示したとされる。トランプ氏は28日、SNSで、「(イランは)米国ができる限り早期にホルムズ海峡を開放することを望んでいる」と主張した。新提案に対する見解は示さなかった。

【時事通信社】 〔写真説明〕27日、ホワイトハウスで記者会見するレビット米大統領報道官(EPA時事)

2026年04月29日 08時13分


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