米イラン、協議継続で合意=仲介国「前向きな進展あった」



【カイロ、ワシントン時事】カタール外務省は1日、首都ドーハで行われた米国とイランの戦闘終結の覚書に基づく間接協議で、双方が協議継続で合意したと発表した。声明で「前向きな進展があった」と強調。4日から来週にかけてイランで執り行われる前最高指導者アリ・ハメネイ師の国葬関連行事が終了した後、「できるだけ早い時期」に次回協議を実施する予定だと説明した。

仲介国のカタールとパキスタンが2日間、米イランと個別に協議した。進展の具体的内容は不明だが、情報筋はロイター通信に、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航とイランへの財政的な見返りを議論したと話した。

イラン代表団のトップ、ガリババディ外務次官は記者団に、特にレバノン情勢とイランの在外資産の凍結解除を議論したと指摘。覚書の合意違反を報告する「連絡チャンネル」を2日までに設置することが決まったとも話した。

イラン軍中央司令部は2日、「ホルムズ海峡での米国の干渉には断固として対応する」と警告した。間接協議後もイランは同海峡の管轄権を譲らない姿勢だ。

一方、カタールを訪問中の米国のウィトコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏は1日、タミム首長と会談した。また、バンス米副大統領は、イランとの協議について「まだ初期段階だが、順調に進んでいる」と述べた。

【時事通信社】 〔写真説明〕1日、米東部バージニア州バージニアビーチで、記者団の取材に応じるバンス米副大統領(中央)(AFP時事)

2026年07月02日 19時56分


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