トランプ氏、報道官を更迭=側近退任論も、ホワイトハウス混乱



【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、弁護士資格を巡る経歴詐称が指摘されるザカリア大統領報道官を、就任わずか5日目で事実上更迭した。複数の米メディアが報じた。ホワイトハウスではワイルズ大統領首席補佐官らの退任論も取り沙汰され、11月の中間選挙を前に政権内に混乱が広がっている。

更迭に先立ち、トランプ氏は記者団に、ザカリア氏に対し「私が君の立場なら(職にとどまることを)考え直すだろうと伝えた」と述べ、辞任を促したと明かしていた。

ザカリア氏は弁護士と称していたものの、実際には司法試験に合格していなかったことが判明。「法科大学院で法学博士号を取得し、法律実務に携わった経験がある」と釈明していた。就任2日目に行った初の記者会見は、記者3人の質問に答えただけで約15分で打ち切り。政権内からも資質を疑問視する声が上がっていた。

トランプ氏は他にも人事の検討に乗り出しているようだ。米メディアによると、同氏は政権の実績が十分伝わっていないことや中間選挙の厳しい情勢にいら立ちを強めており、政権運営の中心的役割を担うワイルズ氏の交代について共和党関係者らに意見を求めている。ザカリア氏の起用はワイルズ氏に相談せず進めたとされる。

【時事通信社】 〔写真説明〕米大統領報道官の退任が報じられたザカリア氏=13日、ワシントン(EPA時事) 〔写真説明〕米ホワイトハウスのワイルズ大統領首席補佐官=9日、ワシントン(EPA時事)

2026年10月17日 15時51分


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