「兵庫県議自殺の報道で殺意」=逮捕の男、SNSで街宣予定把握か―N党立花氏襲撃・警視庁



東京・霞が関の経済産業省前で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が街宣活動中、なたで切り付けられた事件で、逮捕された無職宮西詩音容疑者(30)=東京都杉並区久我山=が「兵庫県議が自殺したというニュースを見て、殺意を抱くようになった」と供述していることが15日、警視庁捜査1課への取材で分かった。

同容疑者は県議の自殺の原因が立花氏にあるとした上で、「演説の動向はX(旧ツイッター)やYouTubeで情報を得ていた」と説明。同課は同容疑者が以前から襲撃の機会をうかがっていた可能性もあるとみて調べている。

同課によると、同容疑者は「兵庫県議が自殺したというニュースを見て、殺意を抱くようになった」「殺傷能力が高く、容易に入手できるので、なたを使った」などと供述している。

これまでに兵庫県議との面識や同県との関係は確認されていないという。

【時事通信社】 〔写真説明〕政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が暴漢に襲われた現場付近=14日午後、東京・霞が関

2025年03月15日 13時33分


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