「金利の正常化必要」=基調的物価上昇率2%に―小枝日銀審議委員



日銀の小枝淳子審議委員は20日、新潟市で行った講演で「現在の実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえると、金利の正常化を進めることが将来に意図せざるゆがみをもたらさないためにも必要」と語り、経済・物価情勢に応じて利上げを行うことが適切との認識を示した。また、日銀が金融政策を検討する上で重視する基調的な物価上昇率について、「総合的に見て2%ぐらいになってきている」との見方を示した。

〔写真説明〕日銀の小枝淳子審議委員=3月26日、同本店

2025年11月20日 12時48分


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