短期債6.2兆円分購入へ=市場逼迫受け資金供給―NY連銀



【ニューヨーク時事】ニューヨーク連邦準備銀行は10日、短期国債を毎月買い入れる計画を発表した。短期資金市場の逼迫(ひっぱく)を踏まえ、まずは月額400億ドル(約6兆2000億円)分を購入。資金供給を通じて準備金を十分な水準に保ち、市場の安定化を図る。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、9、10両日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で短期債の買い入れを決めた。短期債購入で流動性が高まるとの期待感から、10日の米株式市場では主要株価指数が軒並み上昇した。

〔写真説明〕ニューヨーク連邦準備銀行=米ニューヨーク(AFP時事)

2025年12月11日 18時05分


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