
【ブリュッセル時事】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の赤根智子所長は17日、「国際司法の日」に合わせた声明で、「国際的な裁判所は常に独立を保ち、政治的な影響や威圧から自由でなければならない」と訴えた。ICCを敵視する米国が加盟国に脱退を働き掛けるなど、圧力を強めていることを念頭に置いたとみられる。
赤根氏は、国際法が近年、直接的な攻撃と、順守しようとする決意の弱まりによって「ますます強い圧力にさらされている」と指摘。「ICCはいかに困難な時にあっても、国際社会の関心事である最も重大な犯罪の被害者に正義をもたらすという使命を断固として果たし続ける」と強調した。正義の追求は「共通の責任」だとも訴えた。
〔写真説明〕国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長=2024年6月、東京都内(AFP時事)
2026年07月20日 18時07分