東北と北陸、大雨警戒=上空に強い寒気―気象庁



気象庁は1日、東北と北陸では3日にかけて大雨に警戒するよう呼び掛けた。上空に強い寒気が入り、大気の不安定な状態が続くため。近畿の日本海側や中国地方を含め、突風や落雷、ひょうにも注意が必要という。

2日午後6時までの24時間予想雨量は、東北と北陸の多い所で60ミリ。その後、3日午後6時までの同雨量は北陸120ミリ、東北60ミリ。

北海道と東北では1日、前線を伴う低気圧が急速に発達しながら北上し、暴風や大雨に見舞われる所があった。

北海道えりも町・襟裳岬では午前9時5分ごろに最大瞬間風速49.1メートル、青森県八戸市では同6時20分すぎに同36.5メートルを観測。福島県富岡町では同1時45分すぎまでの1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降り、この地点の観測史上最多記録を更新した。岩手県山田町では同6時40分までの12時間雨量が160.0ミリに上った。

2025年11月01日 18時17分

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