東京・赤坂の個室サウナで火災=客の男女死亡―警視庁



15日午後0時25分ごろ、東京都港区赤坂の個室サウナ店で「非常ベルが鳴っている」と110番があった。警視庁赤坂署や東京消防庁によると、サウナ室内のベンチが燃え、いずれも客の30代とみられる男女が意識不明の状態で救急搬送されたが間もなく死亡した。同署が詳しい状況や2人の死因などを調べている。

同署などによると、現場は5階建てビルの3階で、火は約1時間後に消し止められた。男女は同日午前11時から午後1時までの予約で店を利用していた。個室の中にあるサウナ室内の入り口付近で、裸で男性が女性の上に重なって倒れているのが見つかった。

サウナ室内の木製ベンチの背もたれと座面が一部焼け焦げており、2人は肩や背中などにやけどがあったという。

店のホームページなどによると、ビル2~4階に複数の個室があり、それぞれにサウナ室や水風呂などが備えられている。タレントのパンツェッタ・ジローラモさんがゼネラルマネジャーを務めているという。

〔写真説明〕男女が死亡した個室サウナ店が入る建物=15日午後、東京都港区

2025年12月15日 18時37分


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