
朝日新聞出版(東京都中央区)から委託された書籍の編集業務を巡り、責任者の社員からパワハラを受けたとして、元フリー編集者の女性が同社と社員に損害賠償などを求めた訴訟は、2日までに東京高裁で和解が成立した。1月16日付。
双方によると、同社が女性に精神的苦痛を与えたことを謝罪し、フリーランスへのハラスメントを防ぐため、研修の徹底や相談窓口の周知に努めるなどの内容。
昨年4月の一審東京地裁判決は、業務の遅れを理由に社員が女性に「考え方が非常識」「親の顔が見たい」とメールを送るなどしたことをパワハラと認め、同社側に計約60万円の賠償を命じた。女性側が控訴していた。
都内で記者会見した女性は「価値のある和解だが、社員からの謝罪はなく残念だ」と話した。
朝日新聞出版の話
さまざまな人の立場に配慮した職場環境づくりに努めていきたい。
〔写真説明〕東京高裁=東京都千代田区
2026年02月02日 15時53分