
気象庁が北海道から北陸・東海地方にかけて緊急地震速報(警報)を誤発表した問題で、同庁の野村竜一長官は21日の定例記者会見で、「多くの皆さまに多大な迷惑と負担をおかけした。非常に重く受け止めている」と話した。
野村長官は引き続き原因究明を進めるとし、「誤報を防ぐとともに、予報精度を高めていきたい」と述べた。その上で、緊急地震速報を見聞きした場合には「身の安全を守るなどの行動を取ってほしい」と改めて呼び掛けた。
マグニチュード(M)の計算や震度を予測するシステムに不備があり、同庁は16日、カムチャツカ半島付近で発生した地震を「千島列島でM9.9の地震発生」と過大推定。緊急地震速報を発表したが、8分後に取り消した。
〔写真説明〕定例記者会見で緊急地震速報の誤発表に言及した気象庁の野村竜一長官=21日午後、東京都港区
2026年10月21日 16時58分