シモンス、日本の脅威に?=オランダ代表22歳―欧州サッカー



【ロンドン時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンス(22)が9日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのスラビア・プラハ(チェコ)戦でPKによる追加点を決めた。来年のワールドカップ(W杯)1次リーグ初戦でオランダとぶつかる日本にとって、警戒すべき存在になり得る。

プレミアリーグ初得点から公式戦で2戦連発と、本領を発揮し始めた。スペインの名門バルセロナの下部組織で育った逸材。前回の2022年W杯では19歳の若さでオランダ代表に選ばれた。

足元の技術に優れ、局面を打破できるドリブルも魅力。6日のブレントフォード戦で挙げたプレミア初得点は、センターライン付近からドリブルで運び、1人でゴールまで完結させた。

ライプチヒ(ドイツ)から移籍した今季、トットナムで長くエースとして活躍した韓国代表FW孫興民(現ロサンゼルスFC)が着けた背番号7を受け継いだ。高い期待の表れでもあり、シモンスは「偉大なクラブのレジェンドで、重圧でもある」。9日の試合では、本拠地に凱旋(がいせん)した孫興民の目の前で躍動。急成長中の若手から、ますます目が離せなくなった。

【時事通信社】 〔写真説明〕スラビア・プラハ戦でPKを決めるトットナムのシモンス(手前)=9日、ロンドン(EPA時事) 〔写真説明〕スラビア・プラハ戦でプレーするトットナムのシモンス(右)=9日、ロンドン(AFP時事)

2025年12月11日 07時10分


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