大谷順調、打順は?=練習で圧巻の特大弾―WBC



いよいよ実戦に舞台を移す。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平(ドジャース)が、2月26日に合流した。米大リーグ組の試合出場が可能となる3月2日を前に、31歳のバットは既に温まっている。

2月27、28日にバンテリンドームナゴヤで行われた壮行試合の中日戦。試合前のフリー打撃で快音を連発した。2日間で計53スイング中、柵越えは20本。球場最上部の5階席に放り込む特大弾もあった。「まだ時差ぼけがある状態でぼーっとする」と言いながら、目の覚めるような当たりで沸かせた。

気になるのは、大谷の打順。メジャーで本塁打王に2度輝いたパワーを生かすには、出塁できる打者を前に置きたいところ。一方で昨年のワールドシリーズで4打席連続敬遠があったように勝負を避けられる場面も想定される。走者を一掃できる強打者を大谷の後に並べるなど、対策は必須だ。

左打ちと右打ちが交互に並ぶ形にするか、左打者を続けるかも含め、「相手が迷うかどうかも踏まえて考えたい」と井端監督。大谷が打撃機会の多い1番か2番に入れば、次は右の鈴木(カブス)や左の吉田(レッドソックス)も控える。開幕前の最後の2試合となる2日のオリックス戦、3日の阪神戦のオーダーに注目が集まる。

今大会は打者に専念する大谷は「ワールドシリーズで勝つのも、WBCで勝つのも、最優秀選手になるのも、1回やればいいものではない。継続して初めて周りが評価してくれる」。今もなお高みを目指す視線の先に映るのは、連覇しかない。

【時事通信社】 〔写真説明〕練習中、談笑する日本代表の大谷(左)と鈴木=1日、京セラドーム大阪

2026年03月02日 07時04分


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