ハーバード大留学生、当面在籍=受け入れ停止差し止め延長―米連邦地裁



【ニューヨーク時事】トランプ米政権がハーバード大の留学生受け入れ資格を停止した問題で、東部マサチューセッツ州の連邦地裁は29日、政権の措置の一時差し止め命令を延長する意向を示した。これにより外国人学生は当面在籍を認められ、即時帰国や転校を余儀なくされる事態は回避された。

ただ、政権側は争う姿勢を崩しておらず、留学生や研究者を取り巻く環境は不安定な状態が続く。ハーバード大は29日、「大学にとって不可欠な存在である外国人学生らの権利を守るために措置を講じていく」と強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕29日、米東部マサチューセッツ州ケンブリッジで、卒業生にあいさつするハーバード大のガーバー学長(中央)(AFP時事) 〔写真説明〕29日、米東部マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で卒業式に出席する学生(AFP時事)

2025年05月30日 18時03分


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