【北京時事】中国共産党の重要会議「第20期中央委員会第4回総会(4中総会)」が20日、北京で開幕した。国営新華社通信が伝えた。経済運営の指針「第15次5カ年計画(2026~30年)」が主な議題。米国との貿易摩擦や長引く不動産不況で経済成長が鈍化する中、習近平指導部がどのような方向性を打ち出すかが注目される。
新華社によると、習総書記(国家主席)が20日の総会で5カ年計画の原案について報告した。習指導部は、米国との対立長期化を見据え「自立自強」を掲げている。その実現に向け、5カ年計画はハイテク産業の育成や内需拡大に重点を置いた内容になるとの見方が広がっている。
【時事通信社】
〔写真説明〕中国の習近平国家主席=14日、北京(AFP時事)
2025年10月20日 17時13分