
【ソウル時事】韓国の尹錫悦前大統領が2024年12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱を首謀した罪で起訴された事件の論告求刑公判が9日、ソウル中央地裁で開かれた。公判は午前に始まったが、弁護側の最終弁論が長引き、特別検察官の求刑は13日に延期された。
同罪の法定刑は死刑または無期刑。2月に出るとみられる判決は、民主化後に初めて行われた戒厳宣言に対する初の刑事判断となる。白髪交じりの尹被告は黒のスーツにノーネクタイ、白いシャツ姿で出廷。公判中には落ち着いた様子で弁護人と言葉も交わした。
公判は、共犯として内乱重要任務従事などの罪に問われた金龍顕前国防相や軍、警察の元幹部ら7人も対象。9日の公判では、金被告らの弁護人による最終弁論に時間が割かれ、尹被告の弁護人による最終弁論と検察側の求刑などは13日に持ち越された。
【時事通信社】
〔写真説明〕2024年12月、ソウルで非常戒厳を宣言する韓国の尹錫悦大統領(当時)(大統領府提供)(AFP時事)
2026年01月09日 22時56分