ガザ和平計画「第2段階開始」発表=不履行で「深刻な結末」、ハマスに警告―米特使



【カイロ時事】米国のウィトコフ中東担当特使は14日、トランプ大統領が推し進めるパレスチナ自治区ガザの和平計画について、「第2段階」の開始を発表した。ウィトコフ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、イスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘を停止する第1段階から、「(ガザの)非軍事化や官僚組織による統治、復興へと移行する」と表明した。

2023年10月に始まったイスラエルとハマスの戦闘は、昨年10月に双方が和平計画の第1段階に合意し「停戦」に至った。合意に基づき、イスラエル軍はガザの約半分の地域から撤退。ハマスは連れ去った人質の解放を進めた。第2段階にはハマスの武装解除やイスラエル軍の完全撤退に加え、統治機構の設置や治安を担う「国際安定化部隊(ISF)」の派遣が盛り込まれている。

ハマスは依然、人質の遺体1体を返還しておらず、イスラエル側は「第1段階が完了していない」として第2段階移行に否定的姿勢を示してきた。ウィトコフ氏はハマスに対し、遺体返還を含む義務を果たさなければ「深刻な結末が待っている」と警告した。

ハマスを含むパレスチナ各派は声明で、「和平計画の履行に引き続き全面的に取り組む」と表明。その上で、停戦後も続くイスラエル軍の攻撃の停止や、ガザとエジプトをつなぐ検問所の開放を訴えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕米国のウィトコフ中東担当特使=6日、パリ(EPA時事)

2026年01月15日 12時34分


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