トランプ氏「米国は繁栄」=365項目の実績誇示―就任1年



【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者会見し、2期目の就任から1年を迎えたことを受け「非常に高い経済成長を生み出し、米国は繁栄している」と述べ、自身の実績を誇示した。政権の看板政策である関税政策や不法移民対策に加え、外交面では八つの紛争を解決したとも誇った。

トランプ氏は会見で、1年間の成果として365項目を提示した。相互関税により米国への投資が拡大し、株価は史上最高値を更新していると指摘。バイデン前政権が引き起こしたインフレをほぼ抑え込んだとして、「私たちが成し遂げたことは奇跡だ」と強調した。

不法移民や治安対策については、「世界で最も強い国境を持つ国になった」と主張。麻薬密輸への対処では、米軍による密輸船攻撃で海上からの流入は阻止したと説明し、陸路の取り締まりを本格化させる考えを示した。

外交政策では「八つの戦争を終結させた。ノーベル賞のためではなく、多くの命を救うためだ」と述べた。ロシアとウクライナの和平にも重ねて意欲を示した。パレスチナ自治区ガザを監督する「平和評議会」の創設を巡っては、「私が解決した戦争は全て国連が解決すべきだった」と語り、国連を改めて批判した。

米国によるベネズエラのマドゥロ大統領拘束後の同国の統治に関しては、ノーベル平和賞を受賞した野党指導者マリア・マチャド氏を「何らかの形で関与させることができればと思っている」と表明。昨年6月のイラン核施設空爆を称賛した上で、さらなるイランへの軍事行動については「様子を見る」と語った。

一方、トランプ氏の就任1年に合わせ、全米各地で政権の政策に異を唱える抗議デモが行われた。ロイター通信によると、首都ワシントンなどで数千人の労働者や学生が参加した。

【時事通信社】 〔写真説明〕20日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)

2026年01月21日 13時36分


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