イスラエル、イラン情報相を殺害=体制内の「全員が標的」



【カイロ時事】イスラエル軍は18日、イランの首都テヘランへの同日未明の空爆で、同国のハティブ情報相を殺害したと発表した。軍は声明で、イラン国内の民衆弾圧などで中心的役割を果たしてきた人物だと主張。イスラエルのカッツ国防相は「(イラン体制内で)免責される人は誰一人としていない。全員が標的だ」と述べ、イラン高官の殺害を続ける考えを示した。

カッツ氏はさらに、軍に対し、追加の承認手続きなしでイラン高官を標的にできる許可を出したと説明。イランや、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する攻撃を加速させる「重大なサプライズ」が起こり得るとも述べた。

イスラエル軍は17日、イランで外交や国防を統括する最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長と、精鋭軍事組織「革命防衛隊」傘下の民兵組織バシジ司令官を空爆で殺害したと発表。指導部の弱体化を図っている。

イランはラリジャニ氏殺害の報復として、17日夜にイスラエルを攻撃した。同国軍は18日、商都テルアビブ近郊でミサイルにより民間人2人が死亡したと明らかにした。またテルアビブの駅でも損害が出た。

【時事通信社】 〔写真説明〕イスラエルのカッツ国防相=1月20日、ギリシャ・アテネ(AFP時事) 〔写真説明〕イランのハティブ情報相(右から2人目)=2024年8月、テヘラン(EPA時事)

2026年03月18日 21時22分


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