エネルギー施設攻撃を制止=米大統領、イスラエルに



【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、イスラエルに対し、今後はイランの天然ガス施設を攻撃しないよう強く要求したことを明らかにした。ネタニヤフ首相に直接伝えたといい、ネタニヤフ氏は同日の記者会見で、トランプ氏の制止を受けてエネルギー施設空爆を「控えている」と述べた。

イスラエル軍は18日、ペルシャ湾にある世界最大級の「南パルスガス田」の施設を空爆。イランは報復としてカタール北部ラスラファンにある世界最大級の液化天然ガス(LNG)生産施設などを攻撃し、原油相場の急騰を招いていた。

トランプ氏は記者団に「(ネタニヤフ氏に)『そんなことはするな』と伝えたし、彼はもうしないだろう」と説明した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はトランプ氏が攻撃を事前に把握し、支持したと報じていたが、トランプ氏はSNSで「米国は一切知らされていなかった」と釈明していた。

トランプ氏はまた、原油価格抑制のため、イラン産原油への制裁緩和を示唆。「価格を維持するために必要なことは何でもやる」と強調した。

対イラン軍事作戦を巡っては「どこにも部隊を(追加で)派遣するつもりはない」と表明し、地上部隊の派遣に否定的な姿勢も示した。これまでの戦況に関し、「現状は悪くなく、間もなく事態は収束するだろう」と語った。

【時事通信社】

2026年03月20日 08時02分

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