
【ソウル時事】北朝鮮が「統一」に関する記述を削除し、韓国を「別の国」と見なす条項を加える憲法改正を行っていたことが6日、分かった。2023年末に示された韓国との平和統一を否定する立場を半永久的な公式見解としていることを明確にした形だ。
今年3月の最高人民会議(国会に相当)で改正されたもようだ。韓国政府も改正内容を確認している。平和統一を否定する方針を憲法に反映させると金正恩朝鮮労働党総書記が表明していたものの、詳細は明らかになっていなかった。
北朝鮮は金日成主席の時代以来、韓国人を同じ民族として平和統一の目標を掲げてきた。1992年に発効した南北基本合意書でも「(南北は)国と国ではなく統一を志向する過程の特殊関係」と明記していた。
しかし、改正憲法では「祖国統一を実現するために闘争する」などの記述がなくなり、領土について「北側で中国とロシア、南側で韓国と接する」という条項を新設。韓国は領域外の別の国であるという認識を鮮明にした。
【時事通信社】
〔写真説明〕北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=2月25日、平壌(朝鮮中央通信が同26日配信)(AFP時事)
2026年05月06日 18時26分