
【フィギュアスケート】日本は男女ともシングルに3人、ペアは2組が個人種目で出場。団体を含め、前回北京五輪の4個を上回る過去最多のメダル獲得を狙う。
女子は、3大会連続代表の坂本花織(シスメックス)が現役最後の五輪に臨む。プログラムの完成度の高さは随一で、北京を上回る銀以上が目標。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳べる17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)、千葉百音(木下グループ)にも勢いがあり、女子初の複数メダル獲得の可能性もある。
米国は全米選手権を制したアンバー・グレン、世界選手権覇者のアリサ・リュウと実力者ぞろい。国を代表しない「個人の中立選手(AIN)」として出場するロシアのアデリア・ペトロシャンは4回転ジャンプを武器とし、強力なライバルになりそうだ。
男子は6種類のジャンプ全てで4回転を跳べる世界王者のイリア・マリニン(米国)が金メダルの最有力候補。北京銀の鍵山優真(オリエンタルバイオ)は、4回転フリップ投入で演技構成の難易度を上げ、マリニンに迫れるか。安定感のある佐藤駿(エームサービス)もメダル争いに絡む力はある。三浦佳生(オリエンタルバイオ)は秘めた爆発力を発揮したいところだ。
日本勢のメダル獲得が過去にないペアでは、昨季の世界選手権を制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に期待がかかる。昨年12月の全日本選手権で三浦が左肩を負傷し、状態が気がかりだが、万全なら金を十分に狙える。長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は入賞を目指す。最初にメダルが決まる種目が、アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)も加わる団体。充実の布陣で初の頂点に輝けば、個人種目へ勢いづきそうだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕練習を公開したフィギュアスケート女子ミラノ・コルティナ五輪代表の坂本花織=16日、神戸市内
〔写真説明〕全日本選手権でショートプログラム(SP)の演技に臨む三浦璃来(左)、木原龍一組=2025年12月20日、東京・国立代々木競技場(AFP時事)
2026年01月27日 10時35分