トランプ米大統領、イスラエル首相と再会談=異例の2日連続、ガザ停戦巡り



【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの停戦交渉などについて協議した。米側は停戦実現へ期待感を示すが、交渉の行方は依然不透明な状況が続く。

両首脳の会談は前日の夕食会に続き、異例の2日連続。8日はバンス副大統領も同席した。トランプ氏は会談に先立って記者団に対し、「ガザを解決しなければならない。彼(ネタニヤフ氏)も私も解決を望んでおり、向こう(ハマス)もそう望んでいると思う」と主張した。

米国のウィトコフ中東担当特使もカタールの首都ドーハで行われている停戦交渉に触れ、「四つの問題を抱えていたが、一つに絞り込んだ」と説明。「週末までに60日間の停戦をもたらす合意を得ることを期待している」と表明した。ウィトコフ氏は週内にドーハを訪れる予定。

【時事通信社】 〔写真説明〕トランプ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相(AFP時事)

2025年07月09日 18時04分


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