ウクライナ停戦で「新提案」=米ロ外相、マレーシアで会談



【クアラルンプール時事】ルビオ米国務長官は10日、ロシアのラブロフ外相とマレーシアの首都クアラルンプールで会談した。ルビオ氏は会談後、記者団に対し、ウクライナ停戦に向けた「新提案」を巡り意見を交わしたと表明。トランプ米大統領に伝える意向を示した。

ルビオ氏は新提案について「自然と和平を導くものではないが、そうした道への扉を開く可能性がある」と説明した。会談を「建設的で率直だった」と振り返り、「機会があれば協議していく」と述べ、ロシアとの対話を続ける考えを強調した。

ロシア側によると、イランやシリア情勢についても意見交換。米ロ関係に関しては、経済協力の再開を目指す立場を確認したほか、外交関係の修復なども議論した。双方は対話継続で一致した。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者団の取材に応じるルビオ米国務長官(手前左)=10日、クアラルンプール 〔写真説明〕10日、クアラルンプールで会談するルビオ米国務長官(左手前から2人目)とロシアのラブロフ外相(右手前から2人目)(ロイター時事)

2025年07月11日 12時39分


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