「プーチン氏は早期会談期待」=正恩氏にロ外相―北朝鮮・元山



北朝鮮を訪問したロシアのラブロフ外相は12日、金正恩朝鮮労働党総書記との会談で、「近い将来」のロ朝首脳会談を望むプーチン大統領の意向を伝えた。正恩氏のモスクワ訪問を促し、年内の実現に向けて調整を進めた。

会談が行われたのは、正恩氏肝煎りのリゾート施設が完成した東部・江原道元山の「元山葛麻海岸観光地区」。正恩氏は「平壌ではなく、元山で会うのが良いと思った。少し休息を取ってもらえる」と外遊が続くラブロフ氏をねぎらった。

ラブロフ氏はブラジルとマレーシアを歴訪後、11~13日の日程で北朝鮮に入り、14、15の両日は中国・天津で上海協力機構(SCO)外相会議に出席する。

【時事通信社】 〔写真説明〕12日、北朝鮮東部・江原道元山で、金正恩朝鮮労働党総書記(右)と会談するロシアのラブロフ外相(左から2人目)=ロシア外務省提供(AFP時事)

2025年07月13日 08時12分


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