
【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間1日午後6時35分(日本時間2日午前7時35分)、南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから月探査ロケットを打ち上げた。人類の月面再訪を目指す国際月探査「アルテミス計画」の一環で、有人宇宙船を月周回軌道に投入する。有人月探査は約半世紀ぶりとなる。
打ち上げから6日後には40万キロメートル以上離れた地球とは反対側の月の周回軌道に到達する予定で、実現すれば人類が到達した最も遠い地点となる見通しだ。今回の探査では月面着陸は行わない。
NASAは新型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」に宇宙船「オリオン」を搭載し、米国とカナダの計4人の宇宙飛行士を送り出した。約10日間の飛行で月を周回し、地球に帰還する。
アイザックマンNASA長官は打ち上げ後の記者会見で、順調な進展を強調し、「米国の月への壮大な帰還の幕が開けた。宇宙飛行士は全員元気だ」と述べた。ただ、「地球に帰還するまで、お祝いは控えたい」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕1日、米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたNASAの月探査ロケット(AFP時事)
〔写真説明〕1日、米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターで笑顔を見せる宇宙飛行士(AFP時事)
2026年04月02日 13時00分