米港湾で一斉スト=労使交渉決裂、物流に影響



【ニューヨーク時事】米メディアによると、米国の東海岸とメキシコ湾岸の港湾で1日、一斉ストライキが始まった。労働協約が失効する9月30日までに賃金を巡る労使交渉がまとまらなかった。1977年以来、約半世紀ぶりの大規模ストとなり、物流の混乱で経済に大きな影響が生じる可能性がある。

報道によると、東部ニューヨークなどの港湾労働者約4万5000人を代表する労働組合と雇用主の間で、協議が難航。スト入りに伴い、米国の海上コンテナ取扱量の約半分に大きな混乱が生じる見込み。経済損失は1日当たり50億ドル(約7200億円)に上るとの試算もある。

【時事通信社】

2024年10月02日 08時02分

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