米、大型電池など6分野に新関税も=安保理由、代替策で検討か



【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は23日、トランプ米政権が国家安全保障を理由として、大型電池や通信機器など6分野に対する追加関税を検討していると報じた。連邦最高裁が相互関税を無効と判断したことを受け、新たな代替策として有力視されているという。

安保上の脅威に対抗する輸入制限を定めた通商拡大法232条(国防条項)に基づく措置。報道によれば、鋳鉄や鉄製部材、プラスチック製の配管、工業用化学品、送電網も対象となる。発動時期や税率は不明。製造拠点の国内回帰を促す狙いだが、日本を含む主要国との貿易摩擦が激しくなる恐れがある。

米政権は既に、同法に基づき自動車や鉄鋼・アルミニウム、銅製品などに追加関税を導入している。新たな6分野以外に、これまで半導体や医薬品、太陽光パネルも適用対象にする方向で具体的な検討を進めてきた。

〔写真説明〕トランプ米大統領=20日、ワシントン(EPA時事)

2026年02月27日 14時30分


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