
【クアラルンプール時事】日本の政府開発援助の実行機関、国際協力機構(JICA)は25日、マレーシアに対し重要鉱物の資源開発で、技術支援を開始すると発表した。レアアース(希土類)などを対象に、環境に配慮した採掘技術の確立を手助けする。
日本からマレーシアへのレアアース開発に関する技術協力は、今回が初めて。資源地質学や環境化学の専門家を派遣し、マレー半島中部のペラ州などで技術習得に協力する。
マレーシアにはレアアースが広く分布し、政府は採掘から製品化まで一貫した産業を国内で育成することを目指している。ただ、同国のレアアース鉱床は特殊で、採掘時に薬品が必要な可能性が高く、熱帯雨林保護への配慮が欠かせない。このため、レアアース産業の確立には、環境負荷の低減がカギになる。
〔写真説明〕マレーシアの国旗(AFP時事)
2026年02月27日 13時02分