
【ストックホルム時事】ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大の坂口志文特任教授(74)は11日夜(日本時間12日未明)、ストックホルム旧市街にある宮殿で開かれたスウェーデン王室主催の晩さん会に出席した。
宮殿での晩さん会は、授賞式や市庁舎で開かれた公式晩さん会の翌日に開かれる恒例行事。この日は、グスタフ国王やビクトリア皇太子など王族7人をはじめ、受賞者や国内外の来賓ら約150人が出席した。化学賞を受賞した京都大の北川進特別教授(74)は欠席した。
前日に続き、えんび服姿で厳かな雰囲気の宮殿に入った坂口さんは、授賞式が終わって緊張がほぐれたのか、笑顔で周囲との会話を楽しんでいた。
北川さんと坂口さんはこの後、現地の大学での講演会などを行い、それぞれ15日と17日に帰国する予定。
〔写真説明〕スウェーデン王室主催の晩さん会に出席する大阪大の坂口志文特任教授(左から2人目)=11日、ストックホルム
〔写真説明〕スウェーデン王室主催の晩さん会に出席するノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大の坂口志文特任教授(左から3人目)ら=11日、ストックホルム
2025年12月12日 18時28分