
世界的なクラシックギタリストの山下和仁(やました・かずひと)さんが24日午後2時23分、病気のため東京都内で死去した。64歳だった。長崎市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長女紅弓(こゆみ)さん。
ギタリストの父の指導で8歳からギターを始めた。1977年、パリ国際など三つの国際ギターコンクールで当時史上最年少の16歳で優勝。世界各地でリサイタルを行い、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やNHK交響楽団などと共演した。
ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」など、オーケストラの楽曲をギター用に編曲し、高度な演奏で表現の可能性を広げた。CD「黎明(れいめい)期の日本ギター曲集」で文化庁芸術祭大賞を受賞。
紅弓さんと長男光鶴さん、次女愛陽さんもクラシックギタリストとして活動している。
〔写真説明〕山下和仁さん(堂本正令撮影、ソニー・ミュージックレーベルズ提供)
2026年01月29日 08時12分