昨年7月の参院選で、業界団体から出馬した特定候補に投票する見返りに報酬を約束したとして、公選法違反(買収約束)罪に問われたパチンコ店運営会社「デルパラ」前社長で韓国籍の李昌範被告(51)ら3人の判決が26日、東京地裁であった。開発礼子裁判官は李被告に拘禁刑3年、執行猶予5年(求刑拘禁刑3年)を言い渡した。
同社営業本部長だった湯浅一行(47)、管理本部長だった小西悌之(45)両被告は、いずれも拘禁刑2年、執行猶予5年(求刑拘禁刑2年)とした。
開発裁判官は「会社の指揮命令系統を利用し、多数の従業員を巻き込んだ大規模かつ組織的な投票買収だ」と指摘。警察の捜査が始まり、実際には金銭の供与はなかったが、「選挙の公正を害した程度は大きい」とした。
判決によると、李被告らはデルパラ各店舗の店長らと共謀し、従業員ら203人に対し、昨年7月20日投開票の参院選で特定候補に投票すれば報酬を支払うと約束した。
2026年02月26日 17時52分
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