
ロケバスの車内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたお笑いグループ「ジャングルポケット」元メンバー斉藤慎二被告(43)の初公判が13日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)であった。斉藤被告は「同意してくれていると思っていた」と無罪を主張した。
斉藤被告は午前10時ごろ、黒のスーツに紺のネクタイ姿で入廷。冒頭、裁判長から名前を問われ、「斉藤慎二です」と答えた。職業を尋ねられると「芸人です」とはっきりした声で述べた。
検察側は冒頭陳述で、被告がテレビ番組で共演することになった初対面の20代女性とロケバス内で二人きりになった際、「本当かわいいね」とキスしたり胸を触ったりしたと指摘。直後に女性が「やめてください」と言い、LINEで母や知人に相談したが、撮影終了後にも性的暴行を受けたとした。女性は5日後に警察に被害を申告したという。
弁護側は、親しい雰囲気で話すうちに女性から好意を持たれ、キスをした後も「うれしいです」などと言われたとして、受け入れてくれていると思ったと説明。犯罪の故意はなく、謝罪と示談の交渉を始めているとした。
起訴状によると、斉藤被告は2024年7月30日、東京都新宿区内に駐車したロケバス内で女性にわいせつ行為をしたほか、性的暴行を加えたとされる。
同年10月に警視庁が書類送検し、所属していた吉本興業がマネジメント契約を解除。昨年3月に在宅起訴された。
〔写真説明〕斉藤慎二
「ジャングルポケット」元メンバー
2026年03月13日 17時13分