
反撃能力(敵基地攻撃能力)の要となる長射程ミサイルの配備計画を巡り、自衛隊制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長は13日の定例記者会見で、配備先が敵の標的になり得るとする地元住民らの不安について問われ「ご指摘のようなことよりも、抑止力や対処力を高める効果の方が大だ」などと述べた。
防衛省は敵の射程圏外から相手部隊を排除する「スタンド・オフ・ミサイル」の国内初配備を、陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)と陸自富士駐屯地(静岡県小山町)でそれぞれ31日に予定している。内倉統幕長は会見で「引き続き丁寧に地域の方々に説明していきたい」とも語った。
同省の安居院公仁報道官は、その後の会見で、内倉統幕長の発言について「抑止力と対処力を高め、わが国への攻撃の可能性そのものを低下させるという趣旨を述べたと承知している」との認識を示した。
〔写真説明〕記者会見する自衛隊制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長=13日午後、防衛省
2026年03月13日 18時21分