対ロ圧力強化で合意=高市首相が参加―ウクライナ支援有志国会合



【ロンドン時事】英ロンドンで24日に開かれたウクライナ和平に向けた欧州主体の「有志連合」会合で、参加国首脳は、ウクライナに侵攻するロシアに対する圧力を強化していく方針で合意した。スターマー英首相が会合後の記者会見で発表した。オンライン参加した高市早苗首相は「国際社会と連携したウクライナ支援および対ロシア制裁を引き続き推進する」と表明。戦後の復旧・復興に貢献する姿勢を強調した。

スターマー氏は会見で「和平を真剣に考えていない」とプーチン・ロシア大統領を批判。「ロシアへの資金の流れを止める」ため、同国産原油・天然ガスの輸入禁止措置を推し進めると説明した。また、差し押さえたロシア資産をウクライナの防衛資金に活用する計画を進展させることで各国が一致したことも明らかにした。ただ、ウクライナが求める長距離ミサイルの供与に関連する新たな発表はなかった。

【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ和平に向けた欧州主体の「有志連合」会合にオンラインで参加する高市早苗首相=24日夜、外務省(内閣広報室提供) 〔写真説明〕24日、ロンドンで開かれた「有志連合」の会合後、記者会見に臨むスターマー英首相(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(EPA時事)

2025年10月25日 11時17分


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