
【エルサレム時事】27日投票のイスラエル総選挙(国会定数120)の開票作業は29日も続けられた。ネタニヤフ首相率いる与党陣営とアイゼンコット元軍参謀総長を中心とした野党陣営はいずれも過半数に届かない見込み。連立交渉は難航が予想され、行き詰まれば再選挙も視野に入る。ヘルツォグ大統領は28日、「再選挙回避へ全力を尽くさなければならない」と訴えた。
イスラエルメディアによると、開票率91%時点で、ネタニヤフ氏の与党リクードがトップの26議席、次いでアイゼンコット氏の野党ヤシャルが21議席となる見通し。与党陣営は53議席、野党陣営は48議席で、いずれにも加わらないアラブ系2党は19議席を獲得するとみられている。報道によれば、30日までには全体の結果が判明する見通し。
投票結果が確定した後、大統領は連立政権を樹立できる可能性が高い当選者に組閣を指示する。ネタニヤフ氏が組閣要請を受けた場合、「反ネタニヤフ」を掲げる野党陣営を切り崩す必要があるが、協力を得られるかは不透明だ。
【時事通信社】
〔写真説明〕イスラエルのヘルツォグ大統領=2025年12月、エルサレム(AFP時事)
2026年10月29日 19時32分