
文化庁は14日、料理人や菓子職人、食料品製造業の技術者ら食文化の功績者を、「食の至宝」として顕彰する制度の創設を発表した。有識者による選考を経て、2026年度から毎年11月ごろに「若干名」を選ぶ。
食文化の各分野で当代一流と評価される「わざ」の保持者で、芸術的価値を表現し続けている現役の個人が対象。技術に着目した顕彰のため、歴史的価値や本人の年齢は問わない。食文化の価値向上や、後継者の手本となる社会的責任を果たしているかどうかも重視される。
食文化の有識者でつくる選考委員会で選び、文部科学相が正式決定する。制度を広く認知してもらうため、初年度は「若干名」を上回る人数となる見通し。偏りをなくすため、分野は毎年見直される仕組みだ。
〔写真説明〕「食の至宝」の創設を発表する文化庁の都倉俊一長官=14日午後、東京・霞が関
2026年01月14日 17時05分