
建築士でもある鳥山まことさん(33)は、自ら設計した自宅をモデルにした作品で芥川賞の受賞を決めた。「書くことは心を考えること」と真剣な面持ちで話した。
作品では、古い家に刻まれたかつての住人の記憶を交錯するように描き、「時間軸にとらわれないシームレスなつながりを表現できた」と手応えを口にした。妻や息子と暮らすこだわりの自宅に思いをはせつつ、「何年後かにこの作品を家族がどう読むだろうか」と感慨深げに語った。
〔写真説明〕「時の家」が芥川賞に決まり、撮影に応じる鳥山まことさん=14日午後、東京都千代田区
2026年01月14日 23時29分